がん体験者サロン「ちゃのま」

がんを体験された方々が、各々の多様な体験を語り合い、情報を共有し、学び合える「場」、繋がりを持ち、力を得ることが出来る「場」を地域のなかにつくりました。家でもない、病院でもない、がんを体験した方々が集う第3の居場所として、がんサロン「ちゃのま」をご利用ください。ピアサポーターがご来場をお待ちしています。

代表 鈴木克典 

参加者の声

20201月がん体験者サロン「ちゃのま」開催報告

新年はじめの「ちゃのま」は新年会です。

いつものサロンで近況を話し合った後、へっころ谷さんの美味しくヘルシーなお食事に舌鼓をうちながら、スタッフを交えて歓談しました。

普段は準備しないお酒も1杯、2杯と・・・たくさん飲んだりして(笑)

普段のサロンとは一味もふた味も違う会話も楽しみながら、賑やかな時間となりました。

いつものサロンも良いけれど、お酒を飲みながらのサロンもありかも!

 

な~んて思った新年の「ちゃのま」でした。

2019年12月がん体験者サロン「ちゃのま」報告

「ちゃのま」2名参加。うち新規0名。

A夫妻。ご夫婦の近況と、今に至るまでの変遷について、終始和やかに話が進んだ。

旦那さんの近況としては、最近アルバイトを始めたことや、数値が安定していることを話された。それからは奥さん中心に日常の話や、ご夫婦の馴れ初めをお話頂いた。

管理栄養士W

2019年11月がん体験者サロン「ちゃのま」報告

大変な悪天候の中でしたが、久しぶりにお越しくださったAさんを交えて今月のサロンは始まりました。
「ちゃのま」の主な目的は、がんを体験された方々が互いに思いを共有する場、互いに考えあう場の提供をすることです。
それが毎月の参加であっても、数ヶ月ぶりであったとしても、がんを体験した方々がいつでも気軽に安心して参加できる場を目指してします。
久しぶりにAさんが来てくださって、少しは目標に近づけたかな?!と、あらためてこれからもサロンを続けていこうと心しました。
サロンのなかでは、今回もいろいろな話がありましたが、「健康は主観的なもの」、「病気になっても病人になるな」、「幸せ不幸せは人に言われることではない。自分が感じること。自分が決めること」という言葉が印象に残りました。
病気のことのみならず、生きていればいろいろなことがありますが、自分らしく生きていきたいものですね。
皆さんの話を伺いながら、私にとっても「ちゃのま」は大切な場なのだと感じました。
さて、次回は今年最後のサロンとなります。お忙しい時期かとは思いますが、皆様のお越しをお待ちしております。

2019年10月がん体験者サロン「ちゃのま」報告
新規の方2名リピーターの方2名、計4名の方が参加されました。
今回は初めての試みとして、サロンの前にミニ講座を行いました。「カラダが喜ぶ食事の摂り方」というお題で管理栄養士の渡部幸矢さんにお話しして頂きました。
ミニ講座後のサロンでは、「がんと診断され、βカロチン漬けになったり、あらゆるものにすがりたくなった。普通の食事をすること、データーや根拠のある情報を選ぶことが大切であるというお話はとても説得力がありました。もっと前に聞きたかったです。」「これもダメあれもダメと栄養のことばかり気にすると疲れてしまう。食べることは楽しみ。塩分、カロリーなど多少気をつけ、お酒もほどほどに。」と話される方に皆さま共感されていました。
食事以外にも治療による副作用や薬について、医師とのコミュニケーションの取り方、周囲の理解はどう?治療費についてなど話題は尽きませんでした。
いきなりサロンには参加しにくいと思われる方もいるのでは?参加される皆さまに役に立つ情報提供ができたらいいね!とのことで企画したミニ講座でしたが、いかがでしたでしょうか?

今年は秋が短く、冬の到来が早くなりそうです。インフルエンザの流行時期にもなりました。皆さまお身体大切になさって下さい。
来月も第4土曜日14時〜いつもの場所で、スタッフ一同お待ちしております。

ケアマネジャー C.U

 

2019年9月がん体験者サロン「ちゃのま」報告
新規の方がお一人いらしていただき、3名でのちゃのま開催となりました。
治療の副作用に対する不安は経験者の誰もが持っているもの。
その症状には先生から聞く一般的なものはありますが、実際に経験する人は各々で同じ副作用はありません。
今回は副作用からの治療、生活に対する不安ということがメインテーマとなり、そこから考え方、対処法また食事を含めた生活のことなどの話となりました。
がんと共に生きていく上で経験をした方の生の話は貴重です。
聞いた方にはどこかで生活のヒントを得ていただければ幸いです。
来月10月26日も「ちゃのま」を開催いたします。
次回はちゃのま開催前に管理栄養士の渡部幸矢さんによるミニ講座「カラダが喜ぶ食事の摂り方」もありますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

スタッフ一同お待ちしております。

 

2019年8月がん体験者サロン「ちゃのま」報告

Aさんお一人のご参加でした。
最近、他市のがんサロンの運営、ピアサポーター、各種団体のイベント開催など、多方面で活躍中のAさんです。
今回、お一人のご参加ということもあり、いつもの体験を語り合うサロンではなく、Aさんから当会へ運営のアドバイス、エールをいただきました。
より多くの方に当会を知っていただき、また参加いただけるように、ホームページやチラシ作成に工夫が必要だなぁととても参考になりました。
Aさんとは、当会も参加する9月のイベントでもコラボ予定です。お楽しみに!!

 

2019年7月がん体験者サロン「ちゃのま」開催報告

梅雨が明け、夏本番になってきた27日リピーターの方の紹介で初参加の方1名とリピーターのかた3名の計4名の参加がありました。
いろいろながんサロンにも参加してるけど、ちゃのまは居心地がいいと約2年通っている話もありました。今回の会の話題は食事について盛り上がりました。がんになって体調に気を付けていたら、食に行き着いた。体も心も安定するには、食に気を付けたり、こうやって話すことが楽になるとも話されてました。みなさんが気になる話題についてミニ講座なども検討し実現できればと思います。まだまだ暑い日が続くと思いますがご自愛いただいて、また来月お待ちいています。

看護師Y

 

2019年6月 がんサロンちゃのま開催報告

今日は夏至ですね。

梅雨に入り、雨と湿気の強い日でしたが、サロンは七夕飾りで清涼感と季節感を演出し、3名の方にご参加いただきました。

家庭菜園、身体に良いといわれる食材、どのような食事がよいのか等、管理栄養士のスタッフが参加していたこともあってか、食に関する話題でもちきりでした。

皆さんご自身の身体、性格に合わせてそれぞれ食事に配慮されており、いろいろ勉強させていただくこともありました。

お話を聞いてると食への興味、困っていること、疑問はいろいろあることも伺え、今後食事の勉強会が開催されたら…というお話もでています。

参加された皆さまのご意見を伺いながら、必要な情報も提供できたる場でもあったらと思います。

次回は7月27日(土)14時からの開催となります。

体調がすっきりしない季節でもあります。お身体ご自愛ください。

皆さまのご参加をスタッフ一同お待ちしております。

看護師 E

 

2019年5月 がんサロンちゃのまの開催報告

お天気良く、5月ですが一足早い夏のような日のちゃのま開催となりました。
暑いせいもあってか、リピーターさん2名の参加となりました。

今回もがんに対する考え方や食事について、また病院や医療従事者に対しての想いなど様々なことについてお話いただきました。
聞いていて感じたことは私自身もがんの経験者なので、みなさんの言葉はどれも重く、生の情報として心に響きました。

治験を体験された方は気持ちの持ち方、考え方次第で体も楽になってきたとおっしゃってました。
がんの治療中はいつも前向きに考えられるわけではない中で、それでも生きるために自分の体、気持ちと向き合い、より良い食事などを含めた対処法を探し、日々の生活に活かしていくということ。考え方は人それぞれですが、みなさんよく考えて時には悩みながらもしっかり前を向いていらっしゃいました。

それを見ることで、元気をもらい自分も負けていられないと感じることができました。
病気になると一人になり考える時間増えると聞いたことがあります。

そんな時に同じがんという病気を持つ仲間との会話を楽しむ機会としてちゃのまがあってくれたらいいなぁと感じました。
次回6月22日(土)14時からの開催となります。

雨の季節となりますので体調管理にはお気をつけください。スタッフ一同お待ちしております。

 

2019年4月 がんサロン「ちゃのま」の開催報告

雨が降ったり止んだり、お天気には恵まれませんでしたが、初参加の方2名を含めて6名の方がお越し下さいました。
部位は肺、大腸、肝臓、尿管、舌、乳がんと様々でした。

自己紹介のあとは、自由に想いを語って頂きました。突然の告知や余命宣告に精神的に大きなダメージを受け、這い上がって来るのに時間を要したこと、術後の後遺症や治療の副作用の辛さ、治療選択や病院選びの難しさ、治療費の話もありました。
仕事復帰がテーマと仰った方に、リピーターの方が、がんになったことを強みに再就職したこと、サロン参加がきっかけとなり、活動の範囲が広がったと話され、リピーターの方の活躍を皆で喜び、応援している姿が印象的でした。
また、経過観察が終了したとしても、常に再発の不安を抱えて生きていること、何気ない日々のありがたさを感じ、普通の生活を1日でも長く送りたいとの言葉が心に響きました。

がんという病気にかかった患者であるという共通点のみで、参加者は毎回異なり、部位も年代も様々です。けれども、お互いの話に耳を傾け、共感し合うことで、初参加の方も自然と自分の思いを語り、打ち解けていきます。
一歩を踏み出すことは勇気が必要かと思います。ご質問やご不安がありましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。また、参加する際に予約をなさらなくても大丈夫です。

次回のサロンも、いつもの場所、時間にスタッフ一同変わらず皆様のお越しをお待ちしております。

ケアマネジャー C.U